雅農園のこだわり
ITでの温度制御について
トマトはとても温度に敏感な作物です。
夏野菜のイメージがあり暑さに強そうですが、実際は温度が高くなると萎れたり、35℃を超えると花粉が出にくくなったりして実が実らなくなってしまいます。
低温になれば光合成速度が落ちたり、地面の温度が下がったりすることで肥料の吸収量が減り、生育が極端に悪くなります。
このようなことから、ハウス内の温度を最適に保つ設備が必要になってきます。
雅農園では、2層のカーテンや暖房、ハウスの頂上部分についている天窓をITによって自動制御することで、ハウス内の温度を最適に保っています。
温度が最適に保たれれば病気の原因が減り、スムーズに生育が進むことで安全で美味しいトマトが実ります。
また、カーテンは保温効果もあって、冬場の暖房の燃料消費量も減り、エコという視点でも一役買っています。
土へのこだわり
トマトを健康に保つためには土作りが必要不可欠です。
地元で採取した山葉を、稲わらや籾殻とブレンドし、2年間熟成させたものを使用しています。
これにより、土中に良質な有機質や菌が供給されることでトマトの根が健康に保たれ、病気に強いトマトが育ちます。
最近の研究では、山葉を入れることでその土地の常在菌が病気の原因となる菌を減らす効果があることも分かっています。
また、「稲わらに含まれる納豆菌にも殺菌効果がある」と最近話題になっています。